おじいちゃん猫の危機
昨日の夜、ご飯を作ろうと立ち上がると廊下でおじいちゃん猫がおしっこを漏らし、横たわっていた。
慌てて近寄ると舌を出して苦しそうにしていた。
初めて見る姿だった。
そういえばさっき、若猫と走ってたな。
心臓と腎臓を悪くしている子だ。
気が動転した。
こんな日に限って、旦那は仕事でいない。
まず診療終わりかけのかかりつけの病院に電話して、叫ぶように状況を説明。
時間外の料金かかるけど来てくださいと。
その後もとにかく気が動転して用意が進まない。
旦那とやっと連絡が取れ、タクシー呼びなさいと言われる。
タクシー呼ぼうと電話しても出ない。
その前に計算機を表示して電話しようとする。
もう、自分で連れて行くしかないと適当に服を着て、リュック型キャリーバッグに猫を入れて自転車を爆走して病院に行った。
出かける直前には猫が鳴き始めた。
鳴く元気は出てきたのかと思いつつ急ぐ。
病院につき自転車を降りて、足をガクガクさせながらなんとか先生におじいちゃん猫を渡す。
レントゲンをとり、診察台に戻ってきたうちの子は、だいぶ元気を取り戻していた。
逆に私が手の痺れとかで具合悪くなっていた。
うちの子の代わりに、私が具合悪くなるのならそれでいいとさえ思った。
結果、レントゲンを見ても肺に水が溜まったとかそういうものではなく(心臓が悪くなるとそうなることがある)、今回は心臓の関係じゃないのでは?と。
状況からするに脳に異常があってのことではないかと。
とりあえず今は落ち着いたから、注射とお薬をもらって様子見ることに。
帰宅すると、ちょうど旦那が帰宅していた。
おじいちゃん猫をリビングに放つと、いつものように歩いていて、ご飯をねだり始めていた。
そんな状況で安堵したのと、旦那に事情を説明していたら、なんか涙が出てきた。
脳の異常という言葉は気になるが、とにかく無事でよかった。
1週間後、通院。
また、同じことが起きないことを願うばかり。
※今朝のご様子